富士登山記 1日目

2009.8.16

ついにその日が来た。
結構寝不足だったのに目覚ましより早く起きられた。
まず、起きる事が不安だったので、私はこの時点で富士登頂を果たした気でいた・・

新宿のバス集合場所をすでに間違える。
だって三菱東京UFJってたくさんあるんですもの・・
かなりの方向音痴なので、自分一人だったらすでにここで終わっていた可能性大。
ザックが重いっす・・。一緒に行く子とのザックの大きさの違いにビックリ。
私はなんでこんなに荷物が多いのか??


そんなこんなで、ようやくみんなと会えてバスに乗り込みレッツゴ〜♪
朝ご飯を食べて、速攻爆睡・・ZZZ

7:30位に出発で、お昼頃5合目に着く予定。
お盆中だし、道も混んでるだろうからしばらく寝れるな〜〜〜

・・と思っていたら、もう着いた。9:30位。はやっっ!!


窓を開けるとそこは・・

ひょえ〜〜
何度も(オンライン上で)見た五合目だわ〜!!

まぁまぁ。
とりあえず私たちはまず、雲上閣というところの休憩室で着替え、いらない荷物をロッカーにつめる。
ここですでにトイレに入るには50円かかります。
まず、五合目で既に標高2000m超え。
ここで、高山病対策の為に何時間かゆっくりして体をならすのである。
で、さっき朝ご飯食べたばかりな気がするけど昼ご飯。

吉田うどん。うま〜い!!


結局12:00過ぎ位までゆっくりしてたかな?
金剛杖を買って、ザックを背負って準備万端で入り口付近へ立ってからも長い長い。ははは・・
「さ!行きましょうか!」「じゃ、そのまえにちょっと買い物に・・」
「じゃあザックを一回下ろそうか・・」「で、ストレッチを・・」
いつ行くんじゃ〜い!ここまできてもみんな実感がなかった。

馬がいる・・


馬で行ってしまおうか。


さぁ、いいかげんいよいよ出発ですよ〜!!!


まずここは下りから始まる。予習の通り。


下山者が登ってくる。持った金剛杖は焼印で真っ黒。かっこええ〜
以外と軽装な人も多く。
私たちは作戦通り、すでにここから必殺!亀歩き。
ゆっくり、ゆ〜っくり歩くのです。息があがってはいけません。
もちろん、ほかのツアー客などなどにどんどん追い越されます。

馬で下る人々

木々の道が気持ちいい!と思っていると・・

30分位かな?楽しく歩いてそろそろ六合目へ到着。

さわやかだった木々の道が終わり、いよいよ石だらけのジグザグ道が始まる!がんばろー!
余裕の女子5人


ここから七合目の山小屋まではもう延々、ジグザグジグザグ。
でも息があがらないようにゆっくりゆっくり。ツアー客が後ろから来たらあえて抜かしてもらう。
ツアーの中でもすっごく早いガイドさんとか、ゆっくり行ってくれるガイドさんとか、いろいろ見たけど、
あれは私には無理だわ・・。やっぱり自分たちのペースが一番。
途中、何度も休んで、お菓子食べたりしながら進みます。



若干の岩場が。。これが噂の?


そして・・・よ〜やく七合目に到着!

念願の、初焼印を押してもらう!


その後は岩、岩、岩で結構恐い場所もあったり。。はっきり言って聞いてない〜!

写真で見るより激しいです。

ガスワンダー!!


でも、岩場をクリアする度、山小屋があるので、1面クリアして焼印、2面クリアして焼印・・ってゲームみたいで楽しかった。

逆光モードで撮影




・・ついに私たちの宿泊する鳥居荘へ到着!!とりあえずやったね!


そしてお決まりのカレー☆みんな2杯ずつ完食。



しばし、外でのんびり・・

影富士

美しすぎる。



その後、山小屋のベッドで2人1枚の布団で寝る。まだ7時前。
ストレッチやら、明日の用意やらをして、サロンパスをその場でしたら怒られて(すみませんでした。。)
何時間か寝れるように頑張ってみたのですが、この上がもっとすごい岩場が続くという噂と、
明日いよいよ登頂できるかの不安と、でも体力の為に眠らなきゃいけないというプレッシャーと、
自分が今、標高3000m近くにいて、宙に浮いている感じがして、下に落っこちるような感じが続き眠れなくて、
もうあきらめて一人で起きて外へ出た。


全然写ってないけど、どんどん登ってくる人達の光


空も全く写せなかったけど、満点の星空。流れ星。
語りあう外国人カップル。絵になるなぁ。
こんな場所でおそらく女友達の男関係の悩み相談を電話で聞いてあげている女子。なにも今・・・あなたも大変ね・・。
そんなこんなで、もう一人眠れない友達が起きてきて、しばし2人で山小屋の和室で暖まる・・。

その後、仕方なく寝てみる。予想では、疲れてすぐに眠れると思っていたのだが、耳栓しても眠れない。
私ってこんなに神経質だったのかなぁと若干へこむ。電車では一瞬にして寝れるのに。
電車的ないい揺れがあるといいのだが。。赤ちゃんのように誰かに揺らしてもらいたい・・

2時には起きて2時半にはここを出発する予定。
もう時間が無いぞ。さぁ、少しでも眠れるか。。



明日へつづく。